ゴルフ用語辞典

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コンプレッション

こんぷれっしょん

コンプレッションとは、ゴルフボールの硬さを表す指標で、ボールがどれだけ圧縮されやすいかを数値化したものです。一般的に0から200までの数値で表され、数値が低いほど柔らかく、高いほど硬いボールとなります。従来は100が標準とされていましたが、現代では70~110程度の範囲が一般的です。コンプレッションの違いは、プレーヤーのヘッドスピードとの相性に影響します。ヘッドスピードが速いプレーヤーは、高コンプレッションのボールを使用することで、ボールを効果的に圧縮し、最大限のエネルギー伝達を得られます。逆に、ヘッドスピードが遅いプレーヤーは、低コンプレッションのボールを選ぶことで、少ないパワーでもボールを圧縮でき、飛距離を伸ばすことができます。また、コンプレッションは打感にも影響し、低コンプレッションのボールはソフトな打感、高コンプレッションのボールは硬い打感を提供します。気温によってもボールの硬さは変化し、寒い時期には柔らかいボールが有利になることもあります。