ゴルフ用語辞典

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レーキ

れーき

レーキとは、バンカーの砂面を平らに均すための道具で、通常はバンカーの近くに置かれています。長い柄の先端に櫛状の部分が付いており、バンカーショットで掘られた砂や足跡を平らに戻すために使用します。ゴルフのエチケットとして、バンカーからショットした後は必ずレーキで砂面を整えることが求められます。これは次にそのバンカーに入るプレーヤーのためであり、ゴルフの精神である「コースを元の状態に保つ」という考え方の表れです。レーキの使い方は、バンカーから出る際に、足跡やショット跡を後ろ向きに歩きながら均し、バンカーの外に出てから残った部分をレーキで平らにします。砂面は打球方向に対してなるべく平行に均すのが基本です。レーキ自体は動かせる障害物として扱われ、ボールがレーキに触れている場合は、無罰でレーキを取り除いてからプレーすることができます。バンカーを使った後のレーキがけは、ゴルファーの最も基本的なマナーの一つです。