ゴルフ用語辞典

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スループレー

するーぷれー

スループレーとは、18ホールを休憩なしで連続してプレーする方式のことです。通常の日本のゴルフ場では、9ホール終了後に昼食休憩を挟む「ハーフターン方式」が一般的ですが、スループレーではこの休憩を取らずに最初のホールから最後のホールまで一気に回ります。スループレーの最大のメリットは、プレー時間の短縮で、通常5〜6時間かかるラウンドが4時間前後で終了するため、時間を有効に活用できます。また、プレーのリズムが途切れないため、スコアが安定しやすいという利点もあります。欧米諸国では、スループレーが標準的なプレースタイルです。日本でも早朝スルーや薄暮スループレーとして、時間帯を限定して提供しているゴルフ場が増えています。特に、午後からの予定がある場合や、冬季の日照時間が短い時期には便利なプレー方式です。スループレーを快適に行うには、軽食や水分補給の準備、そして体力を考慮したペース配分が重要です。セルフプレーと組み合わせることで、さらに効率的なラウンドが可能になります。