ゴルフ用語辞典

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オーバーラッピンググリップ

おーばーらっぴんぐぐりっぷ

オーバーラッピンググリップとは、右手の小指を左手の人差し指の上に重ねて握るグリップ方法で、最も一般的なグリップスタイルです。ハリー・バードンによって広められたことから「バードングリップ」とも呼ばれます。このグリップの利点は、両手の一体感が高まり、スイング中の手首の余計な動きを抑制できることです。特に手の大きい人や握力のある人に適しており、プロゴルファーの約70%がこのグリップを採用しています。右手の小指を左手の上に乗せることで、右手の力が入りすぎるのを防ぎ、左手主導のスイングを作りやすくなります。インターロッキンググリップと比較して、手の小さい人や握力の弱い人には向かない場合がありますが、スイングの安定性と再現性の高さから、初心者からプロまで幅広く支持されているグリップです。