ストロンググリップ
すとろんぐぐりっぷ
ストロンググリップとは、グリップを握った時に両手が目標方向よりも右側(右打ちの場合)を向くように握る方法で、フックグリップとも呼ばれます。アドレス時に左手のナックル(拳の関節)が3つ以上見える状態が目安です。このグリップの特徴は、インパクトでフェースが返りやすく、ドローボールやフックボールが出やすくなることです。スライスに悩むゴルファーにとって有効な修正方法であり、現代のプロゴルファーの多くが採用しています。ダスティン・ジョンソンやジョーダン・スピースなど、飛距離を出すプレーヤーに多く見られます。ストロンググリップはフェースローテーションを自然に促し、パワフルなインパクトを生み出しやすい一方、過度に強いグリップはフックやチーピンの原因となるため、自分に合った強さの調整が重要です。