目標方向
もくひょうほうこう
目標方向とは、ショットを打つ際に狙う方向のことで、ボールを飛ばしたい最終地点への方向線を指します。ゴルフでは目標方向を正確に定め、それに対して適切にアライメントすることが、正確なショットの基本となります。目標方向の設定は、まず最終的に狙う地点(カップ、フェアウェイの特定地点など)を決定し、そこからボールへの直線をイメージすることから始まります。この直線をターゲットラインと呼び、このライン上のボールの少し先にスパット(目印)を見つけることで、より正確なアライメントが可能になります。目標方向に対して、体のラインやクラブフェースを正しく合わせることが重要で、わずかな誤差でも飛距離が伸びるほど大きなズレとなって現れます。また、風や傾斜などの影響を考慮して、意図的に目標方向を調整することもコースマネジメントの一部です。ドローやフェードを打つ場合は、最終的な着地点と打ち出し方向が異なるため、両方を考慮した目標設定が必要です。