ゴルフ用語辞典

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スタンス

すたんす

スタンスとは、ゴルフスイングを行う際の両足の位置や幅、向きを指す基本姿勢である。スタンスの幅は一般的にドライバーでは肩幅程度、アイアンではやや狭めが基本とされる。スタンスには大きく分けて3種類あり、ターゲットラインに対して両足を結ぶ線が平行なスクエアスタンス、左足が後ろに引かれたクローズドスタンス、右足が後ろに引かれたオープンスタンスがある。スクエアスタンスは最も基本的で、ストレートボールを打つのに適している。クローズドスタンスドローボールを打ちやすく、飛距離を重視する場合に用いられる。オープンスタンスフェードボールスライスを打つ際、また短いアプローチショットで使用される。スタンスの向きと体重配分は、ショットの方向性と弾道に大きな影響を与える。また、傾斜地では地形に応じてスタンスを調整する必要があり、上り傾斜では左足を高く、下り傾斜では右足を高くするなど、状況に応じた柔軟な対応が求められる。正しいスタンススイングの土台となり、再現性の高いショットを生み出す鍵となる。