ゴルフ用語辞典

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アイアン

あいあん

アイアンは、金属製のヘッドを持つゴルフクラブの総称で、主にフェアウェイやラフからグリーンを狙うショットに使用されます。一般的に3番から9番までの番手があり、番手が大きくなるほどロフト角が大きく、飛距離が短くなりますが、ボールを高く上げやすくなります。また、ピッチングウェッジ(PW)、アプローチウェッジ(AW)、サンドウェッジ(SW)などの短い距離を打つウェッジ類もアイアンに分類されます。アイアンの構造には、キャビティバック(裏側が凹んでいる)とマッスルバック(裏側が平ら)の2種類があり、キャビティバックは寛容性が高くミスヒットに強いため初心者向け、マッスルバックは操作性が高く上級者向けとされています。近年では、飛距離性能を重視したストロングロフト設計のアイアンも人気で、従来の7番アイアンロフト角が5番アイアン相当になっているモデルもあります。アイアンショットの精度は、スコアメイクに直結するため、距離感とコントロールの習得が重要です。