ウェッジ
うぇっじ
ウェッジは、ロフト角が大きく、短い距離を打つために設計されたゴルフクラブの総称で、アイアンのカテゴリーに含まれます。主な種類には、ピッチングウェッジ(PW、44~48度)、アプローチウェッジ(AW、50~52度)、サンドウェッジ(SW、54~58度)、ロブウェッジ(LW、60~64度)があり、それぞれロフト角と用途が異なります。ウェッジは、グリーン周りからのアプローチショット、バンカーショット、100ヤード以内のフルショット、ピンに寄せる精密なショートゲームなど、スコアメイクに直結する場面で使用されます。ウェッジの特徴は、高い弾道とバックスピンを生み出しやすく、ボールをグリーン上で止めやすい点にあります。また、ソールの形状やバウンス角の設計により、様々なライや状況に対応できるようになっています。プロゴルファーは通常3~4本のウェッジを使い分け、距離と状況に応じた精密なショットを実現しています。ウェッジの技術向上は、スコアアップの鍵となる重要な要素です。