ゴルフ用語辞典

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アプローチショット

あぷろーちしょっと

アプローチショットは、グリーン周辺からピンに向かってボールを寄せるショットの総称で、スコアメイクに最も影響を与える技術の一つです。一般的にグリーンまで30~100ヤード程度の距離から打たれ、ピッチングウェッジアプローチウェッジサンドウェッジなどの短いクラブを使用します。アプローチには様々な種類があり、ボールを高く上げてグリーン上で止めるピッチショット、低い弾道で転がすランニングアプローチ、中間的な弾道のピッチエンドラン、障害物を越えるロブショットなどがあります。状況に応じて適切なアプローチを選択する判断力が重要で、グリーンの硬さ、ピンポジション、ライの状態、障害物の有無などを考慮する必要があります。アプローチの精度を高めるには、距離感の習得、スピンコントロール、安定したスイングリズムが求められます。プロゴルファーの多くは、パー4パー5グリーンを外してもアプローチで寄せてパーセーブする能力が高く、この技術の重要性を物語っています。