ゴルフ用語辞典

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ロブショット

ろぶしょっと

ロブショットとは、ボールを高く上げて、落下後のランを最小限に抑えるアプローチショットの技術です。主に、グリーンとボールの間にバンカーや池などのハザードがある場合や、ピンがグリーンエッジに近く、止める距離が短い状況で使用されます。ロブショットを打つには、ロフト角の大きいサンドウェッジロブウェッジ(58度から60度以上)を使用し、フェースを大きく開いてオープンスタンスで構えます。スイングは、手首を柔らかく使い、ボールの下をクラブヘッドが滑るようにして打ちます。インパクトではフェースを開いたまま維持し、フォロースルーを大きく取ることで、ボールに高いバックスピンがかかり、ふわりと上がって止まるショットになります。ただし、ロブショットは難易度が高く、ミスをするとトップダフリのリスクがあるため、十分な練習が必要です。フィル・ミケルソンは、このショットの名手として知られており、彼のロブショットは「フロップショット」とも呼ばれ、多くのゴルファーの憧れとなっています。