ゴルフ用語辞典

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ダフリ

だふり

ダフリとは、クラブヘッドがボールの手前の地面を打ってしまうミスショットのことで、「ファットショット」や「ヒールショット」とも呼ばれる。ボールの前にターフ(芝)を取ってしまい、インパクトのエネルギーが地面に吸収されるため、飛距離が大幅に落ちるのが特徴である。発生原因は、ダウンスイングで体が沈み込む、右足体重のままインパクトを迎える、スイングの最下点がボールより手前になる、などが主な要因となる。特にフェアウェイからのアイアンショットアプローチショットで起こりやすく、グリーンまでの距離が残ってしまったり、バンカーなどのハザードに捕まったりするリスクがある。雨上がりなど地面が柔らかい状況では、ダフリの影響がさらに大きくなる。改善方法としては、体重移動を正しく行うこと、スイング軌道の最下点をボールの先に持っていくこと、ボールポジションを適切に調整することなどがある。アプローチショットでのダフリは、グリーン周りでのスコアメイクに大きな影響を与える。