クラブヘッド
くらぶへっど
ゴルフクラブの先端部分で、ボールを打撃する部分のことを指します。クラブヘッドは、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パターなど、クラブの種類によって形状、大きさ、重量、素材が大きく異なります。ドライバーのヘッドは、最大460ccの体積を持ち、チタンやカーボン複合素材で作られ、広いスイートスポットと高い反発力を持ちます。アイアンのヘッドには、マッスルバックとキャビティバックがあり、前者は操作性に優れ、後者はミスヒットに強い特性があります。クラブヘッドの主要部分には、フェース(打撃面)、ソール(底面)、トゥ(先端)、ヒール(シャフト側)、ホーゼル(シャフト接続部)などがあります。クラブヘッドの重量配分は、慣性モーメントに影響し、ミスヒット時の寛容性や方向安定性を左右します。また、ヘッドのロフト角、ライ角、フェースアングルなどの設計要素が、ボールの弾道や方向性を決定します。近年の技術革新により、空力設計や重心位置の最適化が進み、より飛距離が出やすく、やさしいクラブヘッドが開発されています。