ゴルフ用語辞典

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フェース

ふぇーす

フェースとは、ゴルフクラブのヘッド部分でボールに直接接触する打球面のことを指します。フェースの向きや角度はショットの方向性と弾道に決定的な影響を与えるため、ゴルフスイングにおいて最も重要な要素の一つです。フェースの向きには、スクエアフェース目標方向に対して直角)、フェースオープン(目標より右を向いている状態)、フェースクローズ(目標より左を向いている状態)があり、インパクト時のフェース向きがボールの飛び出し方向を決定します。また、フェースにはロフト角という上向きの角度が設定されており、この角度によってボールの打ち出し角度や飛距離が変わります。ドライバーは約9~12度、アイアンは番手が上がるにつれてロフト角が大きくなります。さらにフェース面にはグルーブ(溝)が刻まれており、これがボールにスピンを与える役割を果たします。現代のクラブではフェースアングルスイートスポットの拡大など、様々な技術革新が進んでいます。