フェースアングル

ふぇーすあんぐる

フェースアングルとは、クラブヘッドをソールして正面から見たときに、フェース面が目標方向に対してどの程度開いているか、または閉じているかを示す角度のことです。フェースアングルがスクエア（0度）の場合、フェースは目標方向を向いており、プラス（オープン）の場合は右を向き、マイナス（クローズ）の場合は左を向いています（右打ちの場合）。ドライバーでは通常、スクエアから若干オープン（+1～+2度）、またはややクローズ（-1～-2度）の範囲で設計されています。フェースアングルがクローズなクラブは、スライスを抑制しやすく、つかまりの良い弾道を生み出します。逆にオープンなフェースアングルは、フッカーの人に適しており、球が左に行き過ぎるのを防ぎます。最近の調整機能付きドライバーでは、ウェイトの位置やホーゼルの角度を変えることで、フェースアングルを自分の弾道に合わせて調整できるモデルが増えています。アドレス時に構えたときの見た目にも影響し、フェースが開いて見えると不安を感じるプレイヤーもいるため、自分に合ったフェースアングルのクラブを選ぶことがスイングの安定とスコアアップにつながります。