ゴルフ用語辞典

← 用語一覧に戻る

パター

ぱたー

パターは、グリーン上でボールをカップに入れるために使用される専用のクラブです。他のクラブと異なり、ボールを転がすことを目的としており、ロフト角は2~4度程度とほぼ垂直に近い設計になっています。パターの形状は多様で、ピン型マレット型、ネオマレット型などがあり、それぞれ異なる打感と安定性を提供します。ピン型は伝統的な形状で操作性が高く、マレット型慣性モーメントが大きくミスヒットに強い特徴があります。パッティングスコアの約40%を占めるとされ、「ドライブイズショー、パットイズマネー」という格言があるほど重要です。パターの長さは通常33~35インチが一般的ですが、近年は長尺パター(ベリーパター、ロングパター)も使用されていました。グリップも特殊で、太めのものや平らな面を持つものなど、安定したストロークをサポートする設計が施されています。距離感ラインの読みが成功の鍵となり、練習量が直接スコアに反映されるクラブです。