ゴルフ用語辞典

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カップイン

かっぷいん

カップインとは、ボールがカップ(穴)に入ることを指すゴルフ用語で、各ホールの最終目標です。パッティングカップインさせることが最も一般的ですが、グリーン外からのアプローチショットチップショット、さらにはティーショットで直接カップインする「ホールインワン」もあります。カップインの瞬間は、ボールがカップの縁を越えて穴の中に完全に入った時点で成立し、縁に引っかかっている状態では認められません。パッティングカップインを狙う際には、ボールのスピードとラインの読みが重要で、カップの縁でボールが曲がる「カップの曲がり」を考慮する必要があります。また、カップインする際のボールの速度も重要で、カップを通過する速度が速すぎると入らず、遅すぎても途中で曲がって外れます。理想的な速度は、カップを30~50cm程度オーバーする強さとされています。プロの試合では、重要なパットカップインするかどうかで勝敗が決まることも多く、極度の緊張感の中でのカップインは劇的な瞬間となります。また、「ナイスイン」や「グッドイン」といった声かけで、同伴プレーヤーのカップインを称賛するのもゴルフのマナーです。練習グリーンでは、様々な距離と傾斜からのカップイン成功率を高めることが、スコアアップの最も確実な方法とされています。