ゴルフ用語辞典

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グリップ

ぐりっぷ

グリップとは、ゴルフクラブの握り方、または握る部分そのものを指す。握り方には大きく分けて3種類あり、最も一般的なオーバーラッピンググリップは右手小指を左手人差し指と中指の間に重ねる方法で、ハリー・バードンが広めたことからバードングリップとも呼ばれる。インターロッキンググリップは右手小指と左手人差し指を絡める方法で、手の小さいプレーヤーや力の弱い女性、ジュニアに適している。ベースボールグリップは10本の指全てでクラブを握る方法である。また、グリップの強さの表現として、左手の親指と人差し指の位置関係からスクエアグリップストロンググリップウィークグリップに分類される。ストロンググリップフック系のボールが出やすく、ウィークグリップスライス系が出やすい。グリッププレッシャー(握る強さ)も重要で、強すぎると手首の動きが制限され、弱すぎるとクラブがブレる。適度なグリッププレッシャーは、クラブヘッドの重さを感じられる程度とされる。グリップスイングの唯一の接点であり、ショットの方向性と飛距離に直結する最重要基本技術である。