ゴルフ用語辞典

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フェアウェイ

ふぇあうぇい

フェアウェイは、ティーイングエリアからグリーンに向かって整備された、芝が短く刈り込まれたエリアのことを指します。ゴルフコースの中で最も打ちやすい場所であり、ボールがフェアウェイに止まることを「フェアウェイキープ」と呼び、良いスコアを出すための重要な要素です。芝の長さは通常10~15mm程度に管理されており、クリーンにボールをヒットしやすく、飛距離も出やすい環境です。フェアウェイの幅はホールの戦略性によって異なり、狭いフェアウェイは正確なショットを要求し、広いフェアウェイ飛距離を重視したプレイを可能にします。プロトーナメントでは、フェアウェイキープ率が統計として記録され、選手の安定性を測る指標となっています。また、フェアウェイウッドフェアウェイバンカーなど、フェアウェイに関連する用語も多く存在します。コース設計者は、フェアウェイの形状や傾斜、バンカーの配置などを工夫することで、戦略性の高いホールを作り出します。良いライ(ボールの置かれた状態)が得られるフェアウェイからのショットは、スコアメイクの基本となります。