ピン
ぴん
ピンとは、グリーン上のカップの位置を示すために立てられた旗竿のことで、正式には「フラッグスティック」と呼ばれます。通常は高さ2メートル程度で、上部に旗が付いており、遠くからでもカップの位置を確認できるようになっています。ピンの色や旗の色によってカップの位置(グリーンの手前、中央、奥)を示すコースもあります。プレー中、グリーン上からパッティングする際は、ピンを抜くか挿したままにするかを選択でき、2019年のルール改正以降はピンを挿したままパッティングしても罰はありません。ただし、ピンに当たって跳ね返ることもあるため、状況に応じて判断が必要です。また、「ピンハイ」という用語は、ボールがピンと同じ横位置(距離は合っているが左右にずれている状態)にあることを意味します。アプローチショットでは「ピンを狙う」ことが基本ですが、ピン位置によってはグリーンセンターを狙う安全策も重要な戦略となります。