リンクスコース
りんくすこーす
リンクスコースとは、海岸沿いの砂地に造られた伝統的なゴルフコースのことで、スコットランド発祥のゴルフの原点とも言える形態です。リンクスの語源は「link」(つなぐ)で、海と陸地をつなぐ土地を意味します。特徴として、樹木がほとんどなく、強い海風にさらされるオープンな地形、深いポットバンカー、起伏のあるフェアウェイ、硬く速いグリーンが挙げられます。全英オープンの開催コースの多くがリンクスコースで、セントアンドリュース、ロイヤルセントジョージズ、ミュアフィールドなどが有名です。リンクスコースでは風を読み、ランを活用したグラウンドゴルフが求められ、高い弾道よりも低い弾道でコントロールする技術が重要になります。自然の地形を活かした戦略性の高いコース設計が魅力です。