ゴルフ用語辞典

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ティーマーカー

てぃーまーかー

ティーイングエリアの位置を示す標識のことで、各ホールのスタート地点を明確にするために設置されています。通常、2つ1組で配置され、その2つのマーカーを結んだ線から後方2クラブレングス以内の範囲がティーイングエリアとなります。ゴルフ場では、プレーヤーの技量や性別、年齢に応じて、複数のティーマーカーが用意されています。一般的には、バックティー(黒または青)、レギュラーティー(白)、フロントティー(赤)、シニアティー(金)などがあり、色によって距離が異なります。バックティーは最も距離が長く、上級者やプロが使用し、レギュラーティーは一般男性向け、フロントティーは女性やシニア向けとされています。ティーマーカーの前方にボールを置くと、ルール違反となり2打罰が課せられるため、必ずマーカーの後方からティーショットを打つ必要があります。また、ティーマーカーは動かしてはいけない固定された障害物として扱われます。競技では、当日のピンポジションや天候、風向きを考慮してティーマーカーの位置が決定されます。