ドッグレッグ

どっぐれっぐ

ドッグレッグは、ホールの途中でフェアウェイが左右に曲がっているレイアウトのことで、犬の後ろ足が曲がっている様子に似ていることからこの名前がつけられました。右に曲がるホールを「ドッグレッグ・ライト」、左に曲がるホールを「ドッグレッグ・レフト」と呼びます。ドッグレッグホールでは、単に真っ直ぐ飛ばすだけでなく、コーナーの内側を攻めるか外側から安全に攻めるかという戦略的な判断が求められます。飛距離のある上級者は、ドローやフェードといった意図的な曲がりを使ってコーナーをショートカットし、セカンドショットを有利な位置から打つことができます。一方、初中級者は無理に攻めず、レイアップして確実にフェアウェイをキープする戦略が有効です。ドッグレッグの角に配置されたバンカーや池などのハザードは、プレーヤーの判断力を試す重要な要素となり、コースマネジメントの腕の見せ所となります。