ボディターン

ぼでぃたーん

ボディターンとは、体の回転を主体としたスイング方法で、腕や手首の動きを最小限に抑え、体幹の回転によってクラブを振る技術です。このスイング理論は、再現性が高く、方向性に優れているという特徴があり、多くのプロゴルファーが採用しています。ボディターンスイングでは、バックスイングで肩を90度、腰を45度程度回転させ、ダウンスイングでは下半身リードで腰から回転を始め、肩、腕、クラブの順で連動させます。腕や手首を積極的に使わないため、インパクトの再現性が高く、同じ場所で同じようにボールを捉えやすくなります。また、大きな筋肉を使うため、疲れにくく、ラウンド後半でもスイングが安定しやすいメリットがあります。ただし、腕を使わない分、初めはボールが上がりにくかったり飛距離が落ちたりすることもあるため、練習が必要です。対照的に「リストターン」と呼ばれる手首を積極的に使うスイングもありますが、現代のスイング理論ではボディターンが主流となっています。