ゴルフ用語辞典

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空振り

からぶり

空振りとは、ボールを打とうとしてクラブを振ったにもかかわらず、ボールに当たらなかった状態のことです。ゴルフ規則上、ボールを打つ意図を持ってクラブを振った場合は、たとえボールに当たらなくても1打としてカウントされます。初心者に多く見られるミスで、ボールをすくい上げようとする動作や、極度の緊張による体の硬直、目線が早く上がってしまうことなどが主な原因です。特にティーアップしたボールでは、ボールの下を空振りしてしまうケースが多く見られます。空振りを防ぐには、アドレスでの正しいボールポジションの確認、インパクトまでボールを見続けること、そして過度な力みを取り除くことが重要です。練習場では、素振りとボールを打つ動作の違いを意識し、同じスイングを再現できるよう反復練習することが効果的です。また、ハーフスイングなど振り幅を小さくしたスイングから始めて、徐々にフルスイングへと移行していく練習方法も、空振りを減らすのに有効です。