チョロ

ちょろ

チョロは、クラブヘッドがボールの上部を叩いてしまい、ボールが地面を転がるように少しだけ前に進むミスショットのことで、ゴルフ用語では「トップ」とも呼ばれます。本来飛ばしたい距離の1割から2割程度しか飛ばず、特に初心者に多く見られるミスです。チョロの主な原因は、スイング中に頭や上体が起き上がってしまうことで、これによりクラブの最下点がボールの手前に来てしまい、上昇軌道でボールを打つことになります。また、ボールを上げようとして右肩が下がりすぎたり、すくい打ちになったりすることも原因となります。さらに、極度の緊張や力みによって体が硬くなり、スムーズなスイングができないことも要因です。チョロを防ぐには、前傾姿勢をキープすること、ボールをしっかり見ること、ダウンブローの軌道を意識すること、リラックスしてスイングすることが重要です。ドライバーよりもアイアンで起こりやすく、特にティーアップしていないフェアウェイからのショットで頻発します。練習では、ティーアップしたボールでハーフスイングから始めると効果的です。