ゴルフ用語辞典

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クロスバンカー

くろすばんかー

クロスバンカーとは、フェアウェイを横切るように配置されたバンカーのことで、主にティーショットセカンドショットの落下地点を狙って設置されています。「クロス」は「横切る」という意味で、フェアウェイの幅全体または大部分を横断するように配置されるため、この名称が付けられました。戦略的に重要な位置に配置されることが多く、特定の飛距離で打つとバンカーに捕まるように設計されています。クロスバンカーは、プレーヤーに距離のコントロールや、バンカーを避けるためのクラブ選択を迫る役割を果たします。長いパー4パー5で、ティーショットドライバーをフルに振るか、それとも刻んでバンカーを避けるかの判断が求められる場面によく見られます。また、セカンドショット地点にクロスバンカーがある場合は、レイアップして安全に刻むか、バンカー越えを狙うかの戦略的判断が必要になります。コースマネジメント能力が試される重要なハザードの一つです。