トルク
とるく
シャフトのねじれやすさを表す数値で、単位は度(°)で表示されます。トルクの数値が大きいほどシャフトがねじれやすく、小さいほどねじれにくい特性を持ちます。一般的に、カーボンシャフトのトルクは2.5°から6.0°程度の範囲にあり、スチールシャフトは1.5°から3.0°程度です。トルクが大きいシャフトは、インパクト時にヘッドが返りやすく、ボールをつかまえやすい特徴があるため、スライスに悩むゴルファーや初心者に適しています。一方、トルクが小さいシャフトは、方向性が安定しやすく、正確なショットが求められる上級者やヘッドスピードの速いゴルファーに好まれます。ただし、トルクが小さすぎると、インパクトの衝撃を強く感じたり、球がつかまりにくくなったりすることがあります。シャフト選びでは、キックポイントやシャフトフレックスとともにトルクも考慮することで、自分のスイングに最適なクラブセッティングが可能になります。