カーボンシャフト
かーぼんしゃふと
炭素繊維を主材料として作られたゴルフクラブのシャフトです。スチールシャフトと比較して、軽量で、トルクが大きく、価格が高価という特徴があります。重量は通常40グラムから80グラム程度で、軽量化により振りやすく、ヘッドスピードを上げやすいため、飛距離アップに貢献します。特にドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティといった長いクラブで主流となっています。カーボンシャフトのメリットは、軽量でありながら強度が高く、振り抜きやすいため、スイングスピードが遅いゴルファーやシニア、女性ゴルファーに適している点です。また、製造技術の進歩により、キックポイントやトルク、硬さなど、細かな調整が可能になっており、多様な特性を持つシャフトが開発されています。デメリットとしては、スチールシャフトに比べて価格が高く、耐久性がやや劣る点が挙げられます。近年では、アイアンでもカーボンシャフトを採用するモデルが増えており、飛距離性能と操作性の両立が図られています。