ゴルフ用語辞典

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パー

ぱー

パーとは、各ホールにおいて設定された規定打数のことであり、そのホールを完了するために想定される標準的なストローク数を示します。また、規定打数と同じスコアホールアウトすることも「パー」と呼ばれます。パーはホールの距離に基づいて決定され、一般的にパー3(短距離ホール)は250ヤード以下、パー4(中距離ホール)は251~470ヤード、パー5(長距離ホール)は471ヤード以上とされていますが、コース設計や難易度によって若干の変動があります。18ホールの合計パーは通常72(パー72コース)が標準で、パー70やパー71のコースも存在します。パーという概念は1911年頃にアメリカで確立され、それ以前は「ボギー」が基準スコアとして使用されていました。プロトーナメントでは「アンダーパー」(パーより少ない打数)でラウンドすることが求められ、「イーブンパー」はパーと同じ、「オーバーパー」はパーより多い打数を意味します。各ホールのパーは2打でグリーンに乗せ、2パットカップインすることを基準に設計されています。