ゴルフ用語辞典

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パーオン率

ぱーおんりつ

パーオン率とは、規定打数よりも2打少ない打数でグリーンに乗せることができた割合を示す統計指標で、GIR(Green in Regulation)とも呼ばれます。具体的には、パー3では1打目、パー4では2打目、パー5では3打目でグリーンに乗せることを意味します。この指標は、ショットの正確性と飛距離のバランスを測る重要な尺度となり、スコアと強い相関関係があります。プロゴルファーのパーオン率は通常70%前後ですが、アマチュアゴルファーの場合は技術レベルによって大きく異なります。ハンディキャップ10前後のゴルファーで40〜50%、一般的なアベレージゴルファーでは20〜30%程度が目安です。パーオン率を向上させるには、ティーショットの安定性とフェアウェイキープ率の向上、そしてセカンドショットアプローチショットの精度向上が不可欠です。自分のパーオン率を把握することで、練習すべき課題が明確になり、効率的な上達が期待できます。