グリーンインレギュレーション

ぐりーんいんれぎゅれーしょん

グリーンインレギュレーション（GIR）とは、規定打数よりも2打少ない状態でグリーンにボールを乗せることを意味するゴルフの統計用語です。具体的には、パー3のホールでは1打目、パー4では2打目、パー5では3打目でグリーンオンすることを指します。この指標は、プレーヤーのショットの正確性を測る重要な統計データとして広く使用されており、PGAツアーのプロゴルファーは平均で18ホール中12から13ホールでGIRを達成しています。アマチュアゴルファーの場合、シングルプレーヤーでも9から10ホール程度が一般的です。GIRの達成率が高いほど、パーやバーディのチャンスが増えるため、スコアメイクに直結します。また、GIRを逃した場合でも、寄せワンでパーをセーブする技術も重要で、アップアンドダウン率と合わせて総合的な技術力を評価することができます。