寄せワン
よせわん
寄せワンとは、グリーンを外した状態から、アプローチショット1打でカップ近くに寄せて、パット1打でホールアウトすることを指すゴルフ用語です。アップアンドダウンと同義語として使われることが多く、特に日本のゴルファーの間で一般的に使われる表現です。寄せワンの成功率は、ショートゲームの技術レベルを示す重要な指標であり、スコアメイクに直結します。パーオンできなかった場合でも寄せワンでパーセーブできれば、スコアの崩れを防ぐことができます。寄せワンを成功させるには、グリーン周りからの様々なライに対応できるアプローチ技術と、距離感の合ったパッティングが必要です。特にピンまでの距離を正確に把握し、ピンに寄せる「寄せ」の精度が重要で、理想的にはワンパット圏内(1~2m以内)に寄せることが求められます。プロゴルファーでは寄せワン率が60%以上、アマチュアでもスコア90台のゴルファーは40%程度の寄せワン率を持つとされています。