ゴルフ用語辞典

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マッチプレー

まっちぷれー

マッチプレーとは、ホールごとの勝敗で競う対戦形式のゴルフ競技です。ストロークプレーと異なり、各ホールで少ない打数でホールアウトした側が1ポイント獲得し、同じ打数なら引き分け(ハーフ)となります。最終的により多くのホールで勝利した側が試合に勝利します。「3アンド2」という表現は、残り2ホールで3ホール差をつけて勝利したことを意味します。大叩きしても1ホール負けただけで済むため、ストロークプレーより攻撃的なプレーが可能です。ライダーカップやプレジデンツカップなど、チーム対抗戦で採用されることが多く、心理戦や駆け引きが重要な要素となります。相手のプレーに影響されやすく、プレッシャーのかけ方やマナーも勝敗を左右します。コンシードと呼ばれる短いパットの免除も戦略の一部です。アマチュアの競技でも採用され、実力が拮抗した相手との対戦では非常にエキサイティングな展開になります。個人の総合力だけでなく、相手との駆け引きやメンタルの強さが試される、ゴルフのもう一つの魅力的な競技形式です。