刈高
かりたか
刈高とは、ゴルフコースの芝を刈り込む高さのことを指し、プレー条件やボールの転がり、コースの難易度に大きく影響する重要な管理要素です。グリーンは最も短く刈られ、通常3~4mm程度、フェアウェイは10~15mm程度、ラフは30~50mm以上と、エリアによって刈高が異なります。グリーンの刈高が低いほどボールの転がりが速くなり、スティンプメーターで測定されるグリーンスピードが速くなります。トーナメント開催時には、グリーンの刈高をさらに低くして難易度を上げることが一般的です。刈高の管理は、グリーンキーパーの重要な仕事であり、芝の種類、季節、天候条件などを考慮して最適な高さに調整されます。また、ラフの刈高を高くすることで、フェアウェイキープの重要性が増し、コースの戦略性が高まります。刈高は日々の芝の成長に応じて調整されるため、同じコースでも時期によってプレー条件が変化します。