ガードバンカー

がーどばんかー

ガードバンカーは、グリーンの周囲に配置されたバンカーで、グリーンを守る（ガードする）ように戦略的に設置されているハザードです。グリーンサイドバンカーとも呼ばれ、ショートしたりミスショットしたりしたボールを捕捉し、グリーンへのアプローチを難しくする役割を果たします。ガードバンカーからの脱出には、サンドウェッジを使ったバンカーショットの技術が必要で、ボールの手前の砂を爆発させてボールを浮かせるエクスプロージョンショットが基本となります。ガードバンカーは、ピンに近い位置にあることが多く、深さや顎の高さ、砂質によって難易度が大きく異なります。特にアゴが高いバンカーや、グリーンとの高低差が大きいバンカーは脱出が困難です。また、目玉（ボールが砂に埋まった状態）になると、さらに難易度が上がります。ガードバンカーを避けるためのコースマネジメントも重要で、バンカーの位置を把握してレイアップしたり、安全なルートを選択したりする戦略的判断が求められます。世界的に有名なコースには、特徴的なガードバンカーが数多く存在します。