エクスプロージョンショット
えくすぷろーじょんしょっと
エクスプロージョンショットとは、バンカーからボールを脱出させる際の基本的な打法で、ボールの手前の砂を爆発的に飛ばすことでボールを浮かせる技術です。英語の「explosion(爆発)」が名前の由来となっており、まさに砂を爆発させるような打ち方が特徴です。この打法では、ボールを直接打つのではなく、ボールの約5cm手前にクラブヘッドを入れ、砂ごとボールを運び出します。サンドウェッジのバウンス角を利用し、クラブが砂に深く潜り込まないようにすることがポイントです。スタンスはオープンにし、フェースも開いて構え、通常のショットよりも大きなスイングで振り抜きます。砂の量や質によって飛距離が変わるため、練習によって距離感を掴むことが重要です。フォロースルーを大きく取り、しっかりと振り切ることで、ボールに適度なスピンがかかり、グリーン上で止まりやすくなります。目玉(ボールが砂に埋まった状態)の場合は、フェースを閉じ気味にして鋭角に打ち込むなど、状況に応じた応用技術も必要です。バンカーショットの成功率を高めるためには、このエクスプロージョンショットの基本技術をしっかりと身につけることが不可欠です。