スタンス幅
すたんすはば
スタンス幅とは、アドレス時における両足の間隔のことを指し、スイングの安定性と身体の回転に大きく影響する重要な要素です。一般的にドライバーなどのフルスイングでは肩幅程度、アイアンではやや狭く、アプローチショットではさらに狭くすることが基本とされています。スタンス幅が広いと下半身が安定し、パワフルなスイングが可能になりますが、体重移動や身体の回転がやや制限されます。逆にスタンス幅が狭いと、体重移動がスムーズになり、コンパクトなスイングがしやすくなりますが、安定性は低下します。個人の体格や柔軟性、スイングタイプによって最適なスタンス幅は異なるため、自分に合った幅を見つけることが重要です。また、傾斜地などの特殊な状況では、通常より広めのスタンスを取ることでバランスを保つこともあります。正しいスタンス幅の設定は、再現性の高いスイングを実現するための基礎となります。