ゴルフ用語辞典

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ウッド

うっど

ウッドは、ゴルフクラブの分類の一つで、長い飛距離を出すために設計された大型ヘッドのクラブである。かつては木製ヘッドだったことから「ウッド」と呼ばれるが、現代では金属やカーボン素材製が主流となっている。ドライバー(1番ウッド)、フェアウェイウッド(3番、5番、7番など)に分類される。ドライバーは最も飛距離が出るクラブで、主にティーショットで使用され、ヘッド体積は460cc程度まで大型化している。フェアウェイウッドは、セカンドショット以降でフェアウェイやラフから長距離を打つ際に使用される。ロフト角ドライバーが9度から12度程度、3番ウッドが15度程度、5番ウッドが18度程度である。シャフトは長めに設計されており、ドライバーで45-46インチ程度が標準的である。ヘッドの大型化と重心設計の進化により、ミスヒットに対する許容性が高まり、初心者でも扱いやすくなっている。近年では、チタン合金やカーボンコンポジット素材を使用した高性能モデルが主流となり、飛距離性能が大幅に向上している。