入射角

にゅうしゃかく

入射角とは、クラブヘッドがボールに向かって入ってくる角度のことで、スイング軌道の重要な要素です。地面に対してクラブヘッドが下降しながらボールに当たる場合はマイナスの入射角（ダウンブロー）、上昇しながら当たる場合はプラスの入射角（アッパーブロー）、水平に近い状態で当たる場合はレベルブローと表現します。アイアンではダウンブローが基本で、入射角は-3度から-5度程度が理想とされ、ターフを取る打ち方になります。一方、ドライバーではアッパーブローが推奨され、+3度から+5度程度の入射角で打つことで、最大飛距離が得られます。入射角は打ち出し角度、スピン量、飛距離に大きく影響し、クラブごとに最適な入射角が異なります。ボールポジションやハンドファーストの度合いによって入射角をコントロールすることができます。