ハイブリッド
はいぶりっど
ハイブリッドは、ウッドとアイアンの長所を組み合わせた複合型クラブで、ユーティリティとも呼ばれます。ウッドのような易しさとアイアンのような操作性を兼ね備えており、主にロングアイアン(3番~5番アイアン)の代替として使用されます。ヘッド形状はウッドよりも小ぶりで、重心が低く設計されているため、ボールを高く上げやすく、ラフや深いラフからでも確実にボールを脱出させることができます。番手は通常2番から6番程度まであり、ロフト角は18度から30度程度まで幅広く展開されています。フェアウェイウッドとアイアンの距離の間を埋めるクラブとして、セッティングの自由度を高める重要な役割を果たします。初心者から上級者まで幅広いゴルファーに人気があり、特に長い距離のパー3や、セカンドショットで確実にグリーンを狙いたい場面で威力を発揮します。近年では、ストロングロフト化が進み、飛距離性能も向上しており、フェアウェイウッドの代わりにハイブリッドを複数本セッティングするゴルファーも増えています。