ロングアイアン
ろんぐあいあん
ロングアイアンとは、アイアンクラブの中でも番手が小さく、飛距離の出るクラブの総称で、一般的に1番から4番アイアンを指します。ロフト角が小さいため、ボールを高く上げるのが難しく、正確なインパクトが求められるため、上級者向けのクラブとされています。1番アイアンのロフト角は約14度から18度、4番アイアンは約24度から28度程度です。ロングアイアンは、ティーショットでのコントロールショットや、フェアウェイからの長い距離を狙う際に使用されますが、近年では同じ距離をより簡単に打てるユーティリティクラブに置き換えられることが多くなっています。タイガー・ウッズやベン・ホーガンなどの伝説的なゴルファーは、ロングアイアンの名手として知られており、2番アイアンの「スティンガーショット」は低い弾道で風に強いショットとして有名です。現代のクラブセッティングでは、多くのアマチュアゴルファーが5番アイアン以下のみを使用し、それより長い距離はユーティリティやフェアウェイウッドでカバーする傾向にあります。