ゴルフ用語辞典

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ショートアイアン

しょーとあいあん

ショートアイアンとは、8番アイアン、9番アイアンピッチングウェッジなど、短い距離を打つためのアイアンクラブを指します。ロフト角が大きく(通常40度以上)、シャフトが短いため、ボールが高く上がり、グリーンで止まりやすい特性があります。飛距離よりも正確性とコントロール性能を重視した設計となっており、グリーンを狙うアプローチショットで主に使用されます。一般的なアマチュアゴルファーで、9番アイアンは100~120ヤード程度、ピッチングウェッジは90~110ヤード程度の飛距離となります。ショートアイアングリーン周りからのアプローチや、パー3の短いホールでも活躍します。ダウンブローに打ち込むことでバックスピンがかかり、グリーン上でボールをピタリと止めることができます。スコアメイクには、ショートアイアンでのグリーンインレギュレーション率を高めることが重要です。しかし、短いクラブゆえに力みやすく、ダフリトップなどのミスも出やすいため、リラックスしたスイングを心がける必要があります。ピンを狙う精度の高いショットが求められる、スコアに直結する重要なクラブです。